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やすひさの独り言 Yasuhisa's Soliloquy 今一番伝えたい考えや想いをお伝えいたします

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2005/03/11(金) NO.391号 

会社法改正法案、部会了承

 一昨年の年末の初会合から数えて26回目の商法小委員会と法務部会合同会議を朝8時半から自民党本部にて開催、会社法改正法案を政府が一部修正することを条件に了承を得る。修正箇所は、企業防衛策導入を必要と考える会社に対し、定時株主総会における定款変更によりその実現を図る機会を平等に提供するため、「合併等対価の柔軟化」にかかる部分の施行を、新たな防衛策を含むその他の法律の施行より一年後ろ倒しにするよう付則に明記する、という点だ。来週の火曜日の政策審議会、総務会にかけ、了承を得られれば、18日の閣議で国会上程が決定される。日本の資本主義の質を決定づける重要法案であり、わが法務委員会での充実した審議を望む。

 今日、注目されていたニッポン放送によるフジテレビに対する新株予約権の提供に関する差し止め請求を東京地裁が認めた。法廷での争いが続くようだが、ともあれ法の支配が機能していることが確認できた思いだ。


■第21回日英21世紀委員会が始まる■

 昨夕の飯倉公館での逢沢外務副大臣主催レセプションで始まった第21回日英21世紀委員会。今朝の第一セッションは、商法小委・法務部会合同会議のため、残念ながら私は欠席せざるを得なかった。日本の政治情勢、アジアにおける日本企業の活動など、活発な議論が行われた、と言う。

 11時から総理官邸にて、英国側メンバーが小泉首相と小一時間に亘り懇談、私も同席した(HP上のライブレポートに写真掲載)。2年前、同委員会が首相訪問を行った際、まだ万博参加を決めかねていた英国政府に対し小泉首相からの参加要請があり、それにブレアー首相が応えてくれ、参加に至ったため、まずは小泉首相から愛知万博への参加に対する謝辞があった。続いて日英関係の重要性を説かれた後、中国問題、環境問題、北朝鮮問題、等々の質問に対し、小泉総理は時には座席から立ち上がりながら熱弁をふるって下さり、英国からの参加者は大変喜んでおられた。

 英国大使公邸で昼食後、新幹線で名古屋へ移動。ホテル到着後、英国やEUの情勢に関する第二セッションを行う。英国とEUの関係と、日本と東アジア共同体構想との関係は、少し異なる、との意見が多かった。

 夕食のデザートタイムに、この委員会のお世話をして下さっている(財)国際交流センターの山本正理事長の誕生日が今日のため、皆からお祝いのケーキをハピーバースデーの歌と共に差し上げ、お祝いする。おめでとうございます!この方のリーダーシップのお陰で、数多くの会議やプロジェクトが回っている。続く人が殆ど見当たらず、将来が心配だ。