トップ > 活動実績 > 政策提言 > 2011年11月以前のバックナンバー > 詳細

政策提言 Policy 塩崎やすひさの政策をご紹介します

  • 政策提言
  • 議員立法等
  • その他

政策提言

2011/06/10

自民党改革委員会 中間とりまとめ

 6月10日(金)に、自民党の党改革委員会が開催され、党改革中間提言が了承されました。

 党改革委員会では、(1)「『自民党政治』総括」部会、(2)「政策力強化」部会、(3)「国会力強化」部会、(4)「戦略的広報」部会、(5)「選挙力強化」部会の5部会を設け、改革の具体的方策について議論を重ねてきました。

(1)「『自民党政治』総括」部会では、自民党政治の代名詞とされてきた派閥を今後党運営に一切関与させないことや、国家ビジョンを実現できる政党への脱皮のあり方を提言する。
(2)「政策力強化」部会では、「真の国民政党」、「生活者のための政党」たるために、企業・団体などの供給サイドだけではなく、消費者、生活者、患者等の需要サイドとのコミュニケーションを強化するための各種施策を提言するとともに、「政策特別職(仮称)」の創設など、党の内部人材の強化についても提言する。
(3)「国会力強化」部会では、「野党の主戦場は国会」という意識の下、国会論戦を通じ、生活現場の声をスピード感をもって戦略的に政策にすることができる体制を整える施策を提言する。
(4)「戦略的広報」部会では、ネット時代にふさわしい双方向的なコミュニケーションを国民と確立し、ダイレクトに生活現場の声が党や所属議員に届くための方策を提言する。
(5)「選挙力強化」部会では、公募や予備選の積極活用により、国民の心を一層汲み取ることのできる候補者、選対体制を構築することを提言する。

 当日の党改革委員会の最後には、私からの挨拶の中で、委員長辞任の意を述べました。派閥の問題や自民党のイメージ刷新など聖域なき改革へ向けた活発な議論をとりあげてきた党改革委員会ですが、昨日来、党幹部の一部による中堅・若手の方々を前に露骨に圧力をかけるようなやり方への抗議と、改革をより前進させてもらいたいとの意を込めて、役職を辞しました。

 今後は一議員として、国政はもちろん党改革にも汗をかいていきたいと思います。

 当日配布された資料を参考まで公開いたします。

党改革委員会 中間とりまとめ案(PDF)